本読み、遅々として進まず

5月27日に3冊の本を借りてきた。

このミステリーがすごい!2017 海外部門 第1位
という帯に惹かれて上下もの「熊と踊れ」 スエーデンの作家の作品と
「平成二十年度代表作時代小説」 今回は「町屋の情け、宿場のえにし」というサブタイトルである。
17人の今を時めく作家たちの短編作品集である。


最初に「熊と踊れ」から読み始めた。
上巻の半分もいかないうちに2週間が過ぎ返却日が来てしまった。
つまらない事はないのだが、さっと読み飛ばせないのである。

仕方がないので継続して貰うように行ってきた。

その後は時代小説の方へ浮気をしているのだが5日間過ぎてもやっと4編しか読んでいない。
床に入ってから本を開くのだが、すぐ眠たくなるのである。

次の返却日は17日。読んでから返せるかなあ。



開花するころに雨だといけないので明日咲く花を予測して、ビニールの袋で雨除けをしてやる。
7日に予測したのが3個。
8日に授粉をしに行ったら葉っぱの陰で合羽を着ていない花が一つ・・・

さて結実は如何に?
明日咲く花を予測して

「七人の敵がいる」

「七人の敵がいる」 加納朋子著。 
七人の敵がいる


著者の後書きによればPTA小説だそうである。

バリバリのキャリアウーマンのお母さんが子供の小学校入学から卒業までの間のPTA活動その他、ボランティアでやらなければならないお仕事の数々とその活動についてのお話である。

学校の保護者会・3年生までの学童保育の父母会・子供会・スポーツ少年団の保護者会に地域の自治会の役員などなど。
役員選出の会合で、開口一番「無理です」と言ってひんしゅくをかう。

本の編集者という仕事柄、昼間に時間を取ってPTA活動をするなんてそもそも無理な事なのだが、どうしてもやらなければいけない時はどうするか?

夜の接待の食事会までにPTAの集会を済ませてという心づもりだった彼女は、ピッカリ光るようなスーツを着用して行って周囲から一人浮く。
などのことは日常茶飯事である。



昔むかしにこうした役員をいかに逃れるかを考えていた自分がいた。
家で内職をしていただけなので時間は何とかなるのだが、何しろ対外的なことなど全く知らない。
ただの使い走りならいいのだが、学級委員で出て行ったらとんでもない役が当たったりして不安で不安で困ったこともある。

この小説の主人公はそのキャリアを活かして使いっ走りを上手に使っていくのであった。

子供が母親のことをモンペと言われているのを聞いて
「母さん、モンペってなあに?」と尋ねる。
「モンペってねえ」と衣類のことを説明をしたら、数少ない友人が「あなた、モンスター・ペアレントということだよ」と大笑いされた。

等々、面白い、可笑しい。

今では笑って読んでいるのだが、今こうしたことに携わっている人にとっては切実な話だと思う。

すご過ぎて・・・「蜜蜂と遠雷」

「蜜蜂と遠雷」
「早く読んで後の人に回してね」と言われ、「はい、はい」と返事をしたけどそんなにするっと読める本ではなかった。

どう言ったらいいのか。
読み飛ばせないのである。

国際ピアノコンクールでの出場者・審査員・ピアノ演奏曲などなど、それぞれの心持や演奏された曲の表現の仕方まで書かれている。
書類審査で落ちた人を救うためのオーディションから始まり、一次予選に約90名が決められた課題の中から3曲を20分以内で演奏する。5日間要する。
2次に進めるのは24名。
ここでは時間制限は40分で新しく作曲された課題曲(全員共通)を含め最低4曲。
3日間。

3次予選には12名選ばれ、演奏時間は1時間がリミットで1次、2次で演奏した曲は除いて自由にリサイタル形式で行う。

今やっと3次予選ののところまで来たところである。

この本には仮想ではあるが、第6回芳ケ江国際ピアノコンクールの課題曲が書かれており、小説に出て来る主な出場者の4名の1次から本選までに演奏される曲も並べてある。

自分は音楽は全く知らず、わずかに作曲者名を少し知っている程度であるから、作者が演奏された曲がどんなふうなのかを表現しているのだが、現実にはわからないのであった。

それが、びっくり!
出版元(幻冬舎)の依頼を受けて、この本に書かれている出場者が演奏した曲をずらりと並べてナクソス・ジャパンのミュージックライブラリーが第一次予選プレイリストから第二次予選プレイリスト・第三次そして本選の曲を聴けるようになっているのである。

勿論、全部聞くには月間有料会員にならないとだめだが、曲のさわりの30秒間だけを次々と試聴できるのである。(但し15分を限度として)

本で演奏者の演奏の仕方を表現されたのを、ほんの触りとはいえ、耳から聞けるのは素晴らしい。
だから、主人公たちが演奏したその場面で、ネットでその曲がどんな曲なのかを確かめるのである。

これでは早くは読み進めないけど、この本はサッと読むには勿体ないのである。

図書館のホームページで何人待ちか調べたら9人とあった。
待っている方、ごめんなさいね。
もう少し時間がかかるわ。
一次プレイリスト

本選はオーケストラとの演奏なので協奏曲である。
本選リスト


後がつかえています

図書館から水曜日に「本がご用意でしました」とメールが来ていた。

早く読みたかったけど前の本の返却期限の土曜日に行った。

「メールでご連絡しましたがお読みいただけましたか?」とかなり強い口調。
「はい。でもすぐには来れませんでした」
「その3冊とも後にお待ちの方がおいでですのでなるべく早く返却願います」と言われてしまった。

その本とは
恩田 陸 「蜜蜂と遠雷」
森 絵都 「みかづき」
辻村 深月 「クローバーナイト」
蜜蜂と遠雷みかづき
クローバーナイト



「はいはい、ちゃっと読んで、読んだ本から返しますよ」

「精霊の守り人Ⅱ」「蒼路の旅人」

今回のNHKドラマ「精霊の守り人」は、「悲しき破壊神」というサブタイトルである。

アスラという少女に関わったバルサが登場する「神の守り人」とチャグムが困難な道を行く「蒼路の旅人」を一緒に編集したものが放映されている。

少女の方の物語は原作を読んでもあまり魅力的ではなかった。
ドラマでもよくわからない。
一方、チャグムの方の話は分かりやすい。
原作の話がおぼつかなくて、放映と一緒に原作を手元に置いて読んでいる。

そうか、ここはこうしてあるのか。
この文からこのセットを作ったのか。
物を創り出すというのはすごいことだなあ。

など、二度おいしくドラマを見ているのである。

役的にはヒュウゴが魅力的である。
役者的にはラウル王子の高良健吾・ログサム役の中村獅童がこわくていい。

美術というのか、衣装とかセットも面白く見れる。

ドラマのホームページの空想美術ファクトリーというブログが面白く、ドラマを見るのにここを見ておくとより面白いと思った。

全9回で次回が7回だから残りは3回。

次回は最終シリーズで11月放映予定だそうだからまたじっと待つのだ。



スノーフレークが咲きだした。きまぐれさんの枠だったっけ?
20101223スノーフレークs

なつかしいskyさんの「ハート形の立体枠」を参考に。そのままやったつもりが完成は違っていた。ま、いいか。
ハート形の立体枠に春色



阿川佐和子「強父論」とトマト栽培の動画

久しぶりに本を読んで笑った、笑った。

阿川佐和子の「強父論」。
2015年夏に94歳で亡くなった父親の阿川弘之氏の暴君エピソードが満載のエッセーである。
強父論


物書きの家族が「父は偉大でした」とか「夫は素晴らしかった」とか言うたぐいの本はみっともないから出すんじゃない。と言われていた。
「父を讃える本にはしません」お父ちゃんが如何に無茶苦茶な人だったか、周囲がどれほどひどい目に遭わされたかを思い出す限り書いてみます。


と扉にあるように、父親の暴君ぶりなどがいっぱい書き連ねてあるのだが、読者として読むと可笑しくておかしくて大笑いするのである。
佐和子氏の書き方が上手いので、全く知らない弘之氏がそこに居るように感じられるのである。
そしてそこには父親と娘の愛情も見えて来る。

佐和子氏の本も初めて読んだのだが弘之氏の本は一冊も読んだことがない。
これを機会にお父様の本も手に取るべきだろうなあと思った。




今年も作りたいイタリアントマトのサンマルツァーノ・リゼルバ。
発芽して今年のスタートを切ってやっと、昨年の栽培日記を動画に出来た。
You Tubeへアップした。



「羊と鋼の森」

「羊と鋼の森」は宮下 奈都が書いた本で、昨年度の本屋大賞1位の作品である。

羊と鋼


2017年の本屋大賞のノミネート作が発表され、今月末までに投票されるから3月には順位が発表されるだろう。
1年前の1位が予約してやっと読めた。

少年がどうしてピアノ調律師になったのか。
そして調律師の学校を出て、店に雇ってもらって、先輩たちの調律の技や、弾く人の希望に添うような音色の調律とは?などなど学んで行く物語である。

子供がピアノを習っていたころ、年に1回の調律に来てもらっていたのだが、自分にはどうされていたのかは全く無関心だった。
今、この本の題名とピアノの構造という事が少しは分かったのである。(もう売り払ってしまって中をのぞくことも出来ない)



piano.gif
鍵盤を押さえることによって,弦の振動を止めるダンパーが上がり弦から離れます。
それと同時に鍵盤を押した勢いでハンマーが弦をたたきます。 ハンマーは弦を叩いた後すぐに弦からはなれるようになっていて
ダンパーも上がったままの状態になっているので弦は振動し続けて音が鳴り響きます。
そして鍵盤を離すと同時にダンパーが下がって、弦の振動が止められて音の響きが止まります。

上の解説はグランドピアノである。

アップライトピアノは弦の張り方が違うのでハンマーは押して戻すという風になっているそうで、高度なテクニックを駆使するには不適切だと書かれている。

羊とはハンマーに使われる羊毛のフェルトであり、鋼とは88鍵に張られている約230本の弦の事だと分かって題名が納得できたのである。

小説自体もいいのだが、ピアノの構造を知ったことの方が収穫だったかもしれない。

これを映画化するそうだが、音色とか感情とかどうやって映像化するのだろう?


映画化なら先に読んだ「ストロベリーライフ」なら分りやすく作れると思う。
妻夫木聡を主演にしてちょっとコミカルでほっと心温まる小品が出来そうだ。
お話も静岡でなく、当地にしてロケ地には事欠かないし・・・。 (プロデューサーになろうか)

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Author:neko
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