ブルーレイへダビングと田中哲司の道薫
自分は5年目になる一体型の録画機能を備えた物である。(操作が簡単という理由で選ばれた)
長い間かかって録画や編集・ダビングなど出来るようになった。
主人のは、今年になって息子のお下がりが来てブルーレイレコーダーが別にある物である。
以前はブルーレイはプレイヤーだけでレコーダーはなかった。
最近録画したものを編集しているのを見かけるなあと思っていたら「ブルーレイディスクを1枚貸してくれ」と言われた。
永久保存するというのでBD‐Rを進呈した。
辻井伸行の演奏をダビングして、ラベル印刷も自分のパソコンから我がプリンターへ飛ばして印刷をしていた。
もう1枚は何をダビングしたのかは訊かなかったが、今回の事に関しては「父さん、やるねえ」と感心した。
後期高齢者にしては「出来ん」といってそのままにせず、やってみようとした事に拍手をしたのである。
「軍師官兵衛」の8月19日放映の「傷だらけの魂」は道薫(荒木村重)を演ずる田中哲司が素晴らしいと思った。
録画してあったので主要な場面は2回も観た。
城に捨て置いたままの子が、秀吉から所払の沙汰を受けた村重に、自分が描いた父親の絵を差し出す場面。
息子が絵を渡そうとするのだが村重はその子をじっと見つめる。その中に奥方の面影を見出したのだろう。
絵を受け取って「よう似ておる」と言ったとたんに涙が絵の上へ。
その後子供を抱きしめるのだがその抱き方が実に良かった。
大きな手で小さな背中全体を覆うようにきつすぎない抱擁。そして「だし」と奥方の名前を呼ぶ。
この回においては他の俳優は霞んでしまった。
見てなくて、どんな風だと思う人は23日土曜日午後1:05から1:50までNHK総合で再放送する。
(NHKの回し者です)