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すご過ぎて・・・「蜜蜂と遠雷」

「蜜蜂と遠雷」
「早く読んで後の人に回してね」と言われ、「はい、はい」と返事をしたけどそんなにするっと読める本ではなかった。

どう言ったらいいのか。
読み飛ばせないのである。

国際ピアノコンクールでの出場者・審査員・ピアノ演奏曲などなど、それぞれの心持や演奏された曲の表現の仕方まで書かれている。
書類審査で落ちた人を救うためのオーディションから始まり、一次予選に約90名が決められた課題の中から3曲を20分以内で演奏する。5日間要する。
2次に進めるのは24名。
ここでは時間制限は40分で新しく作曲された課題曲(全員共通)を含め最低4曲。
3日間。

3次予選には12名選ばれ、演奏時間は1時間がリミットで1次、2次で演奏した曲は除いて自由にリサイタル形式で行う。

今やっと3次予選ののところまで来たところである。

この本には仮想ではあるが、第6回芳ケ江国際ピアノコンクールの課題曲が書かれており、小説に出て来る主な出場者の4名の1次から本選までに演奏される曲も並べてある。

自分は音楽は全く知らず、わずかに作曲者名を少し知っている程度であるから、作者が演奏された曲がどんなふうなのかを表現しているのだが、現実にはわからないのであった。

それが、びっくり!
出版元(幻冬舎)の依頼を受けて、この本に書かれている出場者が演奏した曲をずらりと並べてナクソス・ジャパンのミュージックライブラリーが第一次予選プレイリストから第二次予選プレイリスト・第三次そして本選の曲を聴けるようになっているのである。

勿論、全部聞くには月間有料会員にならないとだめだが、曲のさわりの30秒間だけを次々と試聴できるのである。(但し15分を限度として)

本で演奏者の演奏の仕方を表現されたのを、ほんの触りとはいえ、耳から聞けるのは素晴らしい。
だから、主人公たちが演奏したその場面で、ネットでその曲がどんな曲なのかを確かめるのである。

これでは早くは読み進めないけど、この本はサッと読むには勿体ないのである。

図書館のホームページで何人待ちか調べたら9人とあった。
待っている方、ごめんなさいね。
もう少し時間がかかるわ。
一次プレイリスト

本選はオーケストラとの演奏なので協奏曲である。
本選リスト


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